モテコの晩酌日記

食べたもの、飲んだものを記録しています。※モテてはいません。

モンキームーンは不良僧侶のチャラ男だった話8

ブッダパークから帰ってきて、中心の市場のタラート・サオをうろうろ。

食べ物、洋服、電化製品、携帯電話、謎の薬など何でも売ってます。

お高めの喫茶店でスイーツを食べたりと、最後のビエンチャンを満喫しました。

 

旅慣れているタケルさんが、私が乗る夜行バス乗り場まで安くで

連れて行ってくれるよう、トゥクトゥクを拾ってくれました。

 

タケルさんもルアンパバンへ行くか迷っていたそうですが今回はやめておくとのこと。

タケルさんはラオス地球の歩き方を持っていたので、コピーさせてもらいました。

ビエンチャンでずっと一緒だったタケルさんとお別れ。

帰国後連絡することを約束して別れました。

 

トゥクトゥク運転手は、ワイルドだろー?って言う人みたいな恰好をしたちゃらそうな若者。

こういう子が夜は夕べのクラブに行くのかしら。

天気のいいなか、田舎道をトゥクトゥクに乗るのはとても気持ちがいい。

20分くらいしたところで、彼が話しかけてきました。

 

「着いた、ここがバスステーションだけど、今日は閉まっている。」

「そんなわけない、今日の予約取ってるんだから。」

「バスステーションは少し前まではここにあったけど、場所が変わったらしい。」

「えー・・・。」

 

変なところに連れて行かれたら堪らないので、迷ってしまいます。

 

「あと150バーツくれたら、連れて行ってあげるよ。」

「は!?ありえない、50バーツでバスステーションまで連れて行くって約束でしょ!!」

「それはこのバスステーションまでの話、新しいところはとても遠い。」

「・・・・・・・・・。」

 

周りに昔のバスステーションっぽい古い木材倉庫の様な建物以外には何もない。

どちらにしろ、バスに乗れるところまで連れて行ってもらわなくちゃ行けない…。

 

「わかった、でも150バーツは払わない。ここまで50バーツで来たのだから

プラス50バーツ以上は出さない。」

「とても遠いから、100バーツは払ってもらわないと。」

 

値段下げるの早っ。

 

「えーじゃあ、55バーツ。」

「70バーツ。」

「65バーツで。それ以上は払わないから。」

 

ちょっと険悪なムードになりつつも、トゥクトゥクが走り出しました。

そこからの距離は覚えてないけど、きちんと新しいバスステーションに着きました。

ちょっとほっとして、絶対に相場より高いけど、疑ってしまったお詫びも込めて

チップ替わりに100バーツを渡しました。

 

「お釣りはいりません。ありがとう。」

 

彼は当然とばかりに受け取って去っていきました。

 

うろ覚えなのですが、私はビエンチャンの観光案内所みたいなところで

予めバスのチケットを取っていたので、受付にチケットを渡します。

 

乗り場を教えてもらい、売店をうろついていました。

雰囲気が私の地元の長崎バスセンターに似ています。

 

私が乗るバスが到着して、乗客が降りてきました。

欧米人と目が合うと、「疲れた、最悪」と言っていました。

それを聞いたのと、隣に泊まっていた1等車のバスが豪華で乗りたくなってきたので、受付の人に「チェンジ、ノー?」と聞いてみましたが、だめでした。

 

18時出発のはずが、何時だかわからないほどに遅れて出発。

これから、10時間バスの旅。

東京から博多までバスで帰ったことのある私にとっては余裕。